何かを生み出す、もたらすという意味を持つresult inとyieldの語法や違いについてまとめてみました。
Result in:何かを「引き起こす」、あるいは結果として何かを「生み出す」という意味の句動詞。
Yield:何かを「生み出す」「もたらす」「引き起こす」「明け渡す」などの意味がある動詞。
翻訳すると同じような日本語になることもあるresult inとyieldですが、明確に意味が異なる場合もあります。
それぞれの意味や用法を、例文とともに見ていきましょう。
名詞としてのresultには、「結果」や「結末」などの訳語が充てられますが、動詞としてのresultも因果関係に関わる語です。
注意しておきたいのは、句動詞result fromとresult inでは、主語がそれぞれ「結果」「原因」と真逆になることです。
今回取り上げるresult inは、「主語がin以下の事象を引き起こす」「主語が原因となって結果を生じさせる」という意味合いです。
result inは、ポジティブな因果関係にも使えます。
Incorporation of medical exercise therapy in daily routine resulted in decreased depression and anxiety.
(日々のルーティンに運動療法を取り入れた結果、うつと不安の軽減がみられた。)
一方のyieldは、日本語ではより多くの訳語が充てられるため、日本語話者にとってはresult inよりも捉えにくい言葉かもしれません。
上記はいずれも「何かをもたらす」という意味ですが、最初の例では主語であるthe apple treeは「果実を生み出すもの」であり、「果実が生じる原因」というニュアンスではありません。そのため、yieldをresult inに置き換えるのは不自然です。
また、動詞yieldには「〜を明け渡す(yield ~)」「〜に譲る(yield to ~)」という意味もあります。
さらに、「道」を表す目的語を伴わずに、「道を譲る」という意味で使われることも一般的です。
The road signs said that cyclists are to yield to pedestrians.
(道路標識に、自転車は歩行者に道を譲らなければならないと書かれていた。)
日本でも環状交差点では「ゆずれ」の道路標識が見られます。運転者へのメッセージであるため、「道を譲る」という意味が含意されています。
名詞としてのyieldは、「収穫」「産量」「利回り」などを意味します。
Media temperature affects the yield of xanthan gum.
(媒体の温度はキサンタンガムの産量に影響を与える。)
名詞のresultが「結果」「成果」など「もたらされたもの」を示すのに対し、ここでのyieldは「もたらされたものの量」を表しています。
類語辞典などではresult inの類語としてyieldが紹介されることがありますが、両者は必ずしも交換可能ではありません。
また、前置詞によって意味が大きく変わることや、名詞形になった際に微妙な意味の違いが生じることにも注意が必要です。
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